『能勢伊勢雄と岡山』映像アーカイブの視聴が可能になりました。

2021年9月〜2022年1月にかけてラウンジ・カドにて開催されたトークイべント『能勢伊勢雄と岡山』。

1974年に岡山に誕生した上映設備を持つ日本初のライブハウス・ペパーランド。岡山の文化を長きにわたって下支えし、アンダーグラウンドから真の意味で岡山の「文化」を創ってきたオーナー・能勢伊勢雄。岡山でどのような人たちと出会い、どのような文化に触れ、ペパーランドの創設に至ったのか。また自身の映像表現を契機にどのようにネットワークが生まれ、活動してきたのか。

終戦直後、焼け野原の岡山で「文化による再興」を目指した岡山芸能懇話会のメンバーとの関わりやその影響。

文化芸術運動から社会変革を目指すシチュアシオニストとしての活動。

戦前戦後の岡山の文化をつなぐ語部であり実践者・能勢伊勢雄が何を考え、何をしてきたのか。

全5回に分けて、膨大なスライドと対話を記録した映像のアーカイブです。

時代を超える確かな思考と実践の数々。ぜひご覧ください。

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vol.1 ペパーランド以前(1947-1974)少年期〜実験映画の時代と都市型コミューン「U.M.U.創造論理空間研究会」(3時間3分8秒)

少年期を過ごした終戦まもない春日町での暮らしや触れてきた文化。松本俊夫『映像の発見』との出会い、「岡山映画友の会」の発足。学園闘争の時代(細かくは第3回で)における映像制作や、それによって生まれたネットワーク。デザイン会社の立ち上げや大学祭でのイベントプログラムなど。68年に能勢さんが作った都市型コミューン「U.M.U.創造論理空間研究会」とは何だったのか。70年代以前の岡山の本屋、レコード屋、喫茶店やサロン、そういった文化全般に関わる場所の話も含めて伺った。


vol.2 「岡山芸能懇話会」のこと 戦後焼野原になった岡山の文化運動とその遺伝子(3時間21分22秒)

戦後焼け野原になった岡山を文化で復興しようと1947年に発足した写真家、画家、文化人などで結成された「岡山芸能懇話会」とはなんだったのか。またそれら活動から派生した数々の文化活動。彼らの功績が現在の岡山にどのように残っているのか。


vol.3 『共同性の地平を求めて(1975) 』岡大闘争の時代 (3時間38分30秒)

学園闘争、政治の季節と言われた激動の60年代後半〜70年代、岡山では何が起こっていたのか。政治活動を経て文化芸術での社会変革を標榜するシチュアシオニスト能勢伊勢雄になるまで。


vol.4 ペパーランドの始まり(1974-1988)岡山遊会、 『rock magazine』など(4時間37分56秒)

できたばかりのペパーランドの様子やコンセプト、イベント、上映会はどんなものだったのか。松岡正剛の『遊』、阿木譲の『rock magazine』との出会いや関係。

ペパーランド以外での企画やイベント。その他、肉弾をはじめとする当時の岡山のバンドの話やペパーランドの外でどういった動向があったのかなど。


vol.5 第3期以降のペパーランドと今後 これからの岡山へ(5時間29分4秒)

ビデオハッキング、クラブイベント、外部での活動など。岡山デジタルミュージアムとデジタルムネモシュネ構想。そして今、岡山に思う事。


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各話¥1000-

5話 ¥5000-

※5話すべてご購入の方には特典として出来上がった書籍を差し上げます

※現地でのイベント参加、オンライン視聴と今回のアーカイブ購入分を合わせて合計5話購入いただいた方にも特典として書籍を差し上げます。


《購入方法》

(1)氏名(2)購入希望の回を明記の上、hokancho4chomelounge.kado@gmail.com

へメールをお願いします。(オンラインでのクレジットカード決済となります)


《販売期間》

2022年3月3日〜書籍刊行時まで

奉還町4丁目ラウンジ・カド

街を眺めながら、食べたり、飲んだり、話したり歌ったりする場所

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