5/4(木) 13:00-21:00 愛生ヲ読ム会 / 小さな愛生を持って帰る
岡山県瀬戸内市にある長島愛生園。ハンセン病に対するあやまった隔離政策のもとで、入所せざるおえなかった方々が、長期にわたる隔離政策が終わった後、現在も療養生活を送っている場所です。
その愛生園が発行する機関紙『愛生』は、差別や偏見の歴史という背景を持ちながらも、自らの暮らしの中で綴られた短歌や随筆をまとめた園内でのふとした風景やそこで生まれた表現に出会うことのできる大切な地域誌のひとつです。
愛生園の中に常設されているさざなみカフェの店長、鑓屋さんが、そのユニークな表現や入所者の人たちの日常の喜怒哀楽を知ってもらおうとはじめた「『愛生』を読む会」は、県内のさまざまな場所で不定期に開かれており、今回出張編としてヨノナカ実習室のスミさんがカドで企画・開催してくれることになりました。
@yononaka_jsh
90年以上発行が続いている『愛生』という冊子を通じて、ひとつひとつの詩や短歌に触れ、生きること、暮らしを続けることでの苦労ややるせなさ、喜び、楽しみ、希望とその表現の在処について思いを巡らせてみませんか。私にもあるかもしれない心の揺らぎや身体の反応に気づくことで、遠かった世界との接点が生まれていくかもしれません。
今回は「小サナ愛生ヲ持ッテ帰ル」と称し、『愛生』の中に掲載されている詩や随筆の一節を冊子に書き写し、自分の1冊を持ち帰ることができます。
参加は1ドリンク+材料費代の1コイン。
予約不要、入退場自由です。
おやつやごはんもありますので、お気軽に寄ってみてください
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