9/13 (日) 15:00~ まちカド学校vol.1「十坪住宅 - 建物の軌跡からひもとく、個人と地域の生活環境」

カド4周年、まちカド学校開校します!


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カドではオープン時の2016年より、毎年建築やデザインを学ぶ学生が地域の方々に向けて発表する研究発表会を開いていました。2020年度からは、学生のみならず、研究者や実践者の方々にお声がけし、岡山周辺の都市や地域で起きている衣食住の活動や研究テーマについて参加者とともに考え、ことばを交わし合うための開かれた学校、「まちカド学校」をつくっていきます。遠くの方でもお気軽に参加できるよう、オンラインでの配信もはじめます!


今回のテーマは「建物の軌跡からひもとく、個人と地域の生活環境」。

ゲストとしてお呼びする、岡山大学大学院環境生命科学研究科 特任助教パク ミンジョンさんから、岡山県瀬戸内市邑久町虫明にある国立ハンセン病療養所において昭和初期に建設された「十坪(とつぼ)住宅」について発表があります。

「十坪(とつぼ)住宅」とは、6畳2間を基本とした木造平屋の戸建て小住宅の総称。入所者の方々が中心となって自ら建築していたそうです。住宅の設計思想や、建てられるまでのエピソード、実際に住んでいた時期の使われ方、現在の建物のようすなど、建物やその周囲の物事を調査することでみえてくる、当時の社会状況や地域での暮らしについて伺います。

進行は、普段から歴史的建造物の保存や改修に関わるNAWATE PROJECTメンバーの片岡八重子(ココロエ一級建築士事務所)が担当。調査・研究と実践の両方から、日本の住宅史において貴重な建物を残す意味について考えていきます。


9/13(日)  15:00~17:30

カドでの参加:1ドリンクオーダー(予約不要、入退場自由)

オンライン参加:初回無料

オンライン配信の申し込み:hokancho4chomelounge.kado@gmail

(zoomでの配信を予定しています。お名前と参加表明をお送りください。参加希望の方にメールをお送りします。)


ゲスト講師:パク ミンジョン

韓国ソウル生まれ。ソウル大学建築学科にて学部及び修士課程を修了し、ソウル市の政策研究所や住宅公社、国務総理室傘下の国策研究所など公的機関にて建築分野の政策研究に携わる。その後、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程に留学し、単位取得退学。2020年4月より岡山大学環境生命科学研究科特任助教。物事の境目でおこる事象に関心があり、3年程前から時代と建築の関係性をテーマにハンセン病療養所について研究中。


主催・企画:NAWATE PROJECT (成田、片岡)

奉還町4丁目ラウンジ・カド

街を眺めながら、食べたり、飲んだり、話したり歌ったりする場所

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