10/24(日) 15:00〜 能勢伊勢雄と岡山 第2回 「岡山芸能懇話会」のこと(配信・アーカイブ視聴あり)

能勢伊勢雄と岡山 軸原ヨウスケ〈COCHAE〉が聞く5連続トークイベント

1974年に岡山に誕生した上映設備を持つ日本初のライブハウス・ペパーランド。岡山の文化を長きにわたって下支えし、アンダーグラウンドから真の意味で岡山の「文化」を創ってきたオーナー・能勢伊勢雄。岡山でどのような人たちと出会い、どのような文化に触れ、ペパーランドの創設に至ったのか。また自身の映像表現を契機にどのようにネットワークが生まれ、活動してきたのか。

終戦直後、焼け野原の岡山で「文化による再興」を目指した岡山芸能懇話会のメンバーとの関わりやその影響。

文化芸術運動から社会変革を目指すシチュアシオニストとしての活動。

戦前戦後の岡山の文化をつなぐ語部であり実践者・能勢伊勢雄が何を考え、何をしてきたのか、5回に分けてゆっくりお話を聞きたいと思っています。世代や文化の隔たりをゆるやかにとびこえ、人々の関係性のあり方を考えてきたラウンジ・カドでこのイベントを開催し、地域文化の継承について考え実践する場としたい。能勢伊勢雄の功績と、その背景にある岡山の文化遍歴を見つめ直す機会になればと思っています。尚、このトークは後日書籍化を予定しています。

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【会場受付終了致しました】

会場予約 1000円(+ドリンク500円)

配信 1000円

*全回ご予約の方には特典として出来上がった書籍を差し上げます

会場予約は

hokancho4chomelounge.kado@gmail.comまで.

配信予約は

https://loungekado-online-event2.peatix.com/


※アーカイブ視聴について

ライブ配信は終了後にアーカイブが残ります。アーカイブは各トーク終了後から書籍完成までの間ご視聴いただけます。当日の配信時間に間に合わない方にもリンクをお送りしますので、リンクからアーカイブ映像をご視聴ください。

アーカイブ視聴をご希望の方も、お申し込みは上記の配信予約サイトより行ってください。


ラウンジ・カド 〒700-0026 岡山市北区奉還町4-7-22

急遽変更がある場合もございます。事前にURLを確認ください。

https://www.lounge-kado.jp

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第2回

「岡山芸能懇話会」のこと

戦後焼野原になった岡山の文化運動とその遺伝子

2021年10月24日(日)15時〜(14時半開場)

戦後焼け野原になった岡山を文化で復興しようと1947年に発足した写真家、画家、文化人などで結成された「岡山芸能懇話会」とはなんだったのか。またそれら活動から派生した数々の文化活動。彼らの功績が現在の岡山にどのように残っているのか。

写真家・山﨑治雄との出会いからはじまる岡山の戦前文化人たちと能勢伊勢雄との交流。

山﨑治雄/旭川ダム工事/石津良介/山本遺太郎/藤田慎一郎/竹内清/野上義臣/吉田研一/オリエント美術館/天神山文化センター/ミロール/岡山文庫/葦川会館

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能勢さんに岡山の話を聞きたい

「終戦後、焼野原になった岡山を文化で復興しようとした岡山芸能懇話会というのがあってなぁ。」

この話を能勢さんに聞いたのはもう何年も前のことだ。その話を聞くまで、終戦後、焼け野原になった岡山でどんな文化活動があったのか、私はほとんど知らなかった。今や当たり前にある岡山の美術館をはじめとした施設、『岡山文庫』のような出版文化、岡山での映画上映や演劇上演のはじまり、これらが岡山芸能懇話会の周辺で起こったことだということも、もちろん知らなかった。ひょっとして「岡山芸能懇話会」が実現しようとした文化の遺伝子の一端を能勢さんが受け継いでいるのではないか。

私自身、能勢さんやペパーランドの影響下で育まれてきた自負がある。ペパーランドでは当たり前のように様々なライブを見たし、大切な友人たちにも出会った。当たり前すぎて考えてこなかったが、当たり前に存在した(する)ものこそ「文化」なのかもしれない。

生まれた岡山を離れて東京に住んでからは、能勢さんの話を東京の映画人や文化人から数多く聞いた。能勢さんは在野の知識人の極北のような人であり、インターネット以前の文化ネットワークを作った戦後岡山文化のハブとなった人だ。

また能勢さんは自分語りをあまりしてこなかった人でもある。2011年に岡山に戻って、そんな能勢さんからぽつりぽつりとペパーランド以外での活動や、岡山の文化にまつわる話を伺ってきた。戦後生まれの能勢さんが若くして出会った岡山の戦前の文化人たち。政治の季節の中で始めた映画制作や映像表現から広がったネットワーク。それらは間違いなく岡山の文化遍歴を考える上で重要なものだ。

現在、「岡山芸能懇話会」のメンバーは一人も現存していない。残されたのは彼らが作った数冊の書籍と、その周縁にまつわる「岡山文庫」などの断片的な記述だけ。今や終戦直後〜現代に至る岡山の文化遍歴の語部は能勢さんしかいないのかもしれない。

戦後文化の生き証人・能勢さんから話を聞くことだけでも、微力ながら文化の引き継ぎができるのかもしれない(役不足は感じながらも)。コロナ禍の今こそ岡山で岡山の話を能勢さんに伺ってみたい。私たちが「どこへ行くのか」を考えるには「どこから来たのか」を知ることからしか始められないのだから。

これは私個人の興味から始まるものではあるけれど、これから生きる岡山の若い人たち、地域と文化を考える人たちにもきっと大きなヒントを与えるものになると信じている。

このトークをタイムカプセルのように残すべく書籍化を予定している。

   

聞き手・軸原ヨウスケ(COCHAE)

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