11.19 (土) 14:00〜 カロク・リーディング・クラブ  第1回  映像作品『波のした、土のうえ』(陸前高田、2014)を見て語る

記録って、集まって読んだらもっとおもしろいかも?

カロク・リーディング・クラブは、過去の災禍の記録や、それに関わる表現(映画、絵画、戯曲、手記、小説など)をみんなで囲み、それぞれが考えた・感じたことをあれこれ話してみる対話の場です。

しかも、同じ記録を複数の地域で同時に読み込み、お互いの会場でどんな言葉が交わされ、どんな気付きや発見があったのかを、オンラインでつないで共有しちゃいます。

どのまちでどんな暮らしをしているかによって、ひとつの記録から読み取れること、想像できることはきっと違うはず。

離れた地点をつなぎ、ゆるやかな対話を交わしながら、互いの異なりに驚いたり、似ているところを発見したりします。

ひとつの記録を介したやりとりを通じて、記録から読み取れることや、日々の暮らしへのまなざしがグッと深まるかもしれません。また、遠く離れたまちの人びとと思いがけず友だちになれるかもしれません。

まちの記録を持ち寄って、言葉を交わす。小さな対話の場に、ぜひご参加ください。

*新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じて実施します。

*プログラムは変更になる可能性があります。

日程:2022年11月19日(土)14:00~18:00

定員:15名程度

参加費:1ドリンク

予約:hokancho4chomelounge.kado@gmail.comまたはラウンジ・カド店頭

会場:ラウンジ・カド( 岡山市北区奉還町 4-7-22)

※中継先の会場:3331 Arts Chiyoda 3F ROOM302(〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11−14)

ーーーー

当日の流れ

1. 映像を鑑賞する。また、映像にまつわるテキストを朗読する。

2 .対話の場① …各会場で、それぞれ作品を見て、あるいは声に出して感じてみたことを出発点として対話をする。

3. 対話の場② …両会場をつないで、それぞれの現場でどんな言葉が交わされたのか、共有する。 

ーーーー

題材

『波のした、土のうえ』(監督:小森はるか+瀬尾夏美)より一部の映像をご覧いただきます。

作品:『波のした、土のうえ』(2014年/68分)

2014 年、陸前高田ではいよいよ復興工事が本格化。風景が塗り替えられる前に、まちの人びとと一緒にかつての町跡を歩き、この場所でこそ思い出される記憶や、いま抱えている感情などについて、話を聞かせてもらう。そこから瀬尾が物語を書き、語り手とともに訂正や書き換えを行なったうえで朗読をしてもらい、小森がその声を頼りにしながら、この町の風景や時間を重ねるようにして映像を編んでいく。波が去ったあと、土のうえに残された風景と語りの記録。

監督:小森はるか+瀬尾夏美

映像作家の小森と画家で作家の瀬尾によるアートユニット。2011年3月、ともに東北沿岸へボランティアに行ったことをきっかけに活動開始。2012年より3年間、陸前高田市に暮らしながら制作に取り組む。2015年、土地と協働しながら記録をつくる組織、一般社団法人NOOKを設立し、仙台に拠点を移す。 現在も、各地での対話の場づくりを行いながら、風景と人びとのことばの記録を軸に作品制作をしている。

ーーーー

ファシリテーター

東京会場

中村大地(作家・演出家/屋根裏ハイツ/NOOK)、八木まどか(会社員/NOOK)

岡山会場(ラウンジ・カド)

小森はるか(映像作家/NOOK)、瀬尾夏美(アーティスト/NOOK)

岡山でのゲストファシリテーター

成田海波(ラウンジ・カド)、スミカオリ(ヨノナカ実習室)

ーーーー

主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、一般社団法人NOOK

協力:奉還町四丁目 ラウンジ・カド

奉還町4丁目ラウンジ・カド

街を眺めながら、食べたり、飲んだり、話したり歌ったりする場所

0コメント

  • 1000 / 1000